○特殊性
入院には、精神保健福祉法に基づき、任意入院と医療保護入院があります。
任意入院は本人の同意に基づいて入院が行われます。
医療保護入院は保護者の同意に基づいて入院が行われます。
○入院の対象となる方
認知症に伴う幻覚、妄想、夜間せん妄、徘徊、異食等の症状が著しく、その看護が困難な認知症の方を、急性期から入院して頂き集中的に医療を提供する病棟です。
○医療環境
1.担当スタッフは、精神科医、看護師、准看護師、介護福祉士、介護士、専従する作業療法士、専従する精神保健福祉士(臨床心理技術者=相談員)で構成されています。
2.十分な専門施設として広い基準が取ってあり、医療にふさわしいデイルーム等の共有空間があります。
3.病棟には精神科医師が常勤しており、医師の下で、精神症状の寛快、生活機能の回復を目的に治療、看護、介護、機能回復訓練等を行います。又 定期的にカンファレンスを行っています。(入院後1ヶ月、1ヶ月カンファレンス後3ヶ月、その後は随時)
4.作業療法(創作活動、料理教室、園芸、カラオケ、ビデオ鑑賞、四季)を毎日行っています。四季の行事で内外の活動、又、日本舞踊、コーラスなど定期的にボランティアの方々に来ていただいています。