皆さんは「ユマニチュード」と云う言葉をご存知でしょうか。 ユマニチュードはフランス発祥のケアの手法で“人間らしさ” と 訳され、認知症治療・療養の現場で広く活用されている技術です。
ユマニチュードは認知症や身体機能の低下などから生活に援助が必要な状況の方々を対象に、ケアの提供者が「あなたを大切に思っている」と云うメッセージを発信し、言語的・非言語的なアプローチが行われます。
援助の実践では「見る」「話す」「触れる」「起き上がる・歩く」と云った基本的な部分が重視され、150を超える哲学と体系化された技術から成り立っています。
6病棟ではユマニチュードの考え方と技術を基本として、日々のケアを実践しています。