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終末期の医療・ケアについて【療養病棟】
2025-03-16
近年「終活」や「人生会議」と云った言葉を耳にする機会が多くなりました。
元気な時に自分の最期をどこで・どのように迎えたいか、を考える場面は少ないかも知れません。
しかし、予め自らの考え・思いを纏め、伝えておく事はご本人だけでなく残されたご家族にとっても後悔や心理的な負担を減らすことができる
手段だと云われています。

以前のブログでもある通り、2病棟は神経難病や医療的な呼吸管理の必要な方に入院いただく病床です。
これらの病気は根本的な治療法が確立されておらず進行性であるため、やがて「看取り」の時を迎えます。

当病棟では入院の際、または病況に変化のあった折に医師の説明と共に治療や療養の希望について伺っております。
院内で出来る事に限りはありますが、思いや考えをお伝え頂くことで可能な限り日々の医療・ケアへ反映致します。
その際、我々病棟職員は患者様とご家族の意思決定をサポートし、安らかな旅立ちの一助となる存在でありたいと考えています。


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