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インフルエンザ予防対策

 2017年2月10日


看護部長 門脇明美

 

 おやまの健康サロンでは、26日、8日、10日の3日間、『インフルエンザ予防対策』について話をさせていただきました。

 予防策の主な内容は、①規則正しい生活を送る②外出後はうがいと手洗いを行う③咳エチケットとマスクの使用について(後述)④不要不急の外出は控える、などです。また、インフルエンザにかかったかな?と思ったら医療機関を受診し、医師の指示通りに薬を飲み切るようにしましょう。ここではマスクの正しい着用方法をご説明します。

  インフルエンザシーズンはまだまだ続きます。皆さんも「かからない」「うつさない」よう、感染予防を心がけていきましょう!
 
 
マスクの着け方
プリーツ(ひだ部分)が下向きになる方が外側になります。逆に付けると折り目に飛散物が溜まって逆効果になります。
マスクの鼻まわり用の針金が付いているほうが上です。
ゴムひもを引っ張って耳にかけてください。ゴム紐がゆるいと肌とマスクの接着面に隙間ができ,飛散物が入ってきます。
鼻部分の針金を鼻の両側で押さえてしっかりとフィットさせてください。フィットしていないと鼻の横の隙間から飛散物が入ってしまいます。

マスクの下側を引きプリーツを伸ばして鼻からあごまで隙間がないように覆うようにしてください。口だけを覆って鼻が出ていては,自分の咳などが飛散しない効果はありますが,自分の保護ができません。

また,着用していたマスクをあごにかけるとあごに飛散物が付着している恐れがあり,それがマスクの内側に付いてしまいます。


 
 2017/1/6
膝の痛みについて~変形性膝関節症を中心に~ 第2回

 

大山リハビリテーション病院

理学療法士 苅田哲也
 

前回(下の記事をご覧ください)は,変形性関節症について説明しました。今回は「ではどうするか?」ということで,トレーニング例を紹介します。痛みが出る場合は無理をせずに,その項目はとばしてやってください。
 
筋力トレーニング例
ストレッチ例

 
2016/12/19
膝の痛みについて~変形性膝関節症を中心に~

 

大山リハビリテーション病院

理学療法士 苅田哲也
 

変形性膝関節症とは?

  • 関節の周りの骨などの形が変わり、関節のすき間が狭くなっている状態を指します。
  • はっきりとした原因が不明なものと、明らかな原因があるものに分けられます。
  • 原因としては、①年齢②女性③肥満④膝の怪我(遺伝も原因の一つと言われています)
 
 なぜ、痛くなるのでしょう?
膝は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)と膝蓋骨 (お皿)3つの骨により構成されています。体重を支えるために大腿骨と脛骨は軟骨、半月板などを介してがっちりと接しています。また、それぞれの骨の表面は軟骨で覆われています。スムーズな動きを保つには骨の表面にある軟骨が重要な役割を担っていますが、先に述べた原因により、だんだんと軟骨が傷みはがれ、半月板が傷み、周囲の骨が変化していきます。すると、剥がれた軟骨や変形した骨などが関節の周りの組織を刺激し、炎症が起こることで、痛みが発生します。
 
ではどうするか?トレーニングの方法は,「健康サロン」の中でお話ししてから,次回掲載します。
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