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入院病棟について

1病棟 回復期リハビリテーション病棟(入院料4)26床

■ 回復リハビリテーション病棟への入院の対象となる方(入院期間) 
1.脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血シャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、
  脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症等の発症又は手術後(150日以内) 
2.(高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷)
  (180日以内) 
3.大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折の発症又は手術後(90日以内) 
4.外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後(90日以内) 
5.大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後(60日以内) 
■ 回復期リハビリテーション病棟 入院料4での入院生活 
1.入院当日患者様の身体機能チェックを行います。 
2.家庭復帰、社会復帰を目指したリハビリテーションプログラムを医師、看護師、理学療法士、
  作業療法士が共同して段階的に作成します。 
3.それに沿って訓練、評価、訓練見直しを繰り返し行います。 
4.訓練室のみならず病棟、病室、病院周辺で日常生活動作の訓練を行います。
また、訓練と同時に退院に向けての環境調査、家屋改造、装具手配などさまざまな書類の
  申請手続き、相談等を行っています。

1病棟 地域包括ケア病床(入院医療管理料2)4床

■ 地域包括ケア病床とは
 地域包括ケア病床とは、急性期治療を終えた患者様や、在宅で療養している方を入院の対象とし、医療・看護・リハビリテーションを提供することで、在宅復帰支援を行う病床です。
※保険診療上60日を超える入院はできません。
 
■ 地域包括ケア病床への入院対象となる方
・病気の症状が安定・改善したが、もう少し経過の観察が必要な方
・入院治療により症状が安定したが、自宅や施設への退院に向けてリハビリテーションが必要な方
・自宅や施設等での療養のための準備が必要な方
・自宅や施設等に療養中で肺炎や発熱、脱水、骨折、けがなどリハビリテーションを重視した入院
 加療が望ましい方
  

2病棟 療養病棟(入院基本料1)30床

■ 療養病棟入院基本料への入院対象となる方
● 下記の医療区分2以上かつADL区分2以上に該当される患者様が対象となります
医療区分は、患者様の疾患や状態、受けている医療処置の状況によって区分されています。
《 医療区分3 》
1) 中心静脈栄養 ・・・ 消化管異常、悪性腫瘍等により消化管からの栄養摂取が困難な場合
2) 24時間持続点滴
3) 酸素療法  ・・・ 安静時、睡眠時、運動時いずれでSaO2が90%以下の状態 
《 医療区分2 》
1)筋ジストロフィー
2)多発性硬化症
3)パーキンソン症関連疾患
4)その他の神経難病
5)脊髄損傷    ・・・ 四肢麻痺が認められる状態
6)肺気腫 / 慢性閉塞性肺疾患
7)褥瘡
8)吸引 1日に8回以上
9)悪性腫瘍(医療用麻薬等の薬剤投与による疼痛コントロールが必要な場合に限る)     等々
ADL区分は日常生活においてどの程度の支援が行われたかという、支援のレベルを示しており
  3区分されます。
ADL得点が  0点  ~ 10点=「ADL区分1」
ADL得点が 11点  ~ 22点=「ADL区分2」
ADL得点が 23点  ~ 24点=「ADL区分3」
〇ADL評価表 自立 準備 観察 部分的
な援助
広範な
援助
最大の
援助
全面
依存
本動作
無し
(1)
 ベッド上の可動性
(2)
 移乗
(3)
 食事
(4)
 トイレの使用
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